信越本線といえば鯨波、鯨波といえば485。定番撮影地でT18編成を迎撃する。
2008,9/9
 久しぶりに休みがかぶったので、毎度おなじみK1トップ氏と撮影に出かけることにした。夕方、思いつきのように撮影行を決めたので、出発時点で肝心の撮影対象が決まっていない。取り敢えず583があいづライナーの代走をやっているみたいだから、磐越西線に向かうことにした。
 2人とも仕事だったので、いつものように深夜出発。埼玉でK1トップ氏を拾い、ともかく東北道のインターを目指して走り出した。583を撮った後、1発だけじゃ勿体ないので、午後の第2の行き先を決めることにした。米坂線、東北本線ED75貨物、大糸線キハ52など。いずれも日帰り圏内ではあるが、よくよく考えればとても大きいスケールの話をしており、二人とも距離感が麻痺していたので、冷静に、かつ現実的に、さらに堅実に撮影対象を絞り考えるために、コンビニの駐車場で作戦会議を立てることにした。今年7月、国鉄色に塗り戻された上沼垂の485系T18編成が今夜、金沢で滞泊しているっぽい?という情報がみたまま掲示板にあるとのこと。仕事終わりだし、あと数時間後には「おネム」の時間になってしまうので、583はやめて、あす金沢から出区するA609運用の往復2発だけを撮ることにした。では東北道ではなくて関越道へ。川越ICから乗り約200kmほど走った越後川口SAで飯を食った後、T18の入る予想の特急「北越1号」まで1時間ほど仮眠することにした。
 はい。当然ながら寝坊しました。起きると8時。もうすぐ目的地である鯨波をT18が通過している時間だった。天気は快晴。湿度も低くカラッと心地良く絶好の撮影日和であるが、しゃぁない・・。温泉でも入って返しの北越6号1本に絞ろう。小千谷ICで降りて一般道で内陸をショートカット。柿崎市内で偶然見つけたナントカ温泉で朝風呂を楽しむ。塩辛い茶褐色の温泉で効能がありそうだったが、出発してまだ半日も経っていなかったので、特に温泉の恩恵を受けるわけでもなく、豚生姜定食を食べて午後の通過時間まで仮眠室で昼寝をすることにした。




ふと駐めた国道から。通過する485系3000番台の「北越3号」。碧い日本海が気持ち良す!
2008,9/9    信越本線   柿崎〜米山   EOS5D   24-105mm


 約15分ほど走り超有名撮影地、鯨波に到着。先客は同郷ナンバーの1名のみ。こんなに気持ちのいい晴れを見たのは何日ぶりだろうか。関東では連日不安定な天気で毎日午後になると積乱雲→夕立→熱帯夜を繰り返していたので、たまたま出撃した有名撮影地でバリ晴れとはテツ冥利に尽きる。



4灯の1500番台は新潟方。あそこで寝坊しなけりゃと後悔しきり。でも定番の地にこれほどふさわしい列車はないだろうか!? 満足。
2008,9/9    信越本線   鯨波〜青海川   EOS5D   24-105mm


昔の写真のオマケ付き


9年前、同じ場所から。日本縦断中に通りがかった時、たまたま来た特急「白鳥」。京都のボンネットと交互運用だったっけ・・・。
1999,8    信越本線   鯨波〜青海川   EOS55 75-300m

 プレビューで激Vを確認後、柏崎から十日町を経て六日町ICから関越へ。100km以内の距離に有効の通勤割を効かせるために、ちょうど六日町から99kmの高崎ICで一旦高速を降り、またすぐに関越に乗って横浜を目指した。