(国鉄色番外編) 栄光の500系のぞみ最後の活躍
300系。すいません図鑑のような写真で・・。
700系。この頃からだんだんとスタイルより環境配慮が優先されるようになり、不細工になってゆく。
N700系。ここまでくるともうなんだか・・・。
そして本命登場。500系最後ののぞみ運用に就くW8編成。幸い面には陽が当った。
2009,12/29 東海道新幹線 静岡〜掛川 EOS5D 24-105mm
危うく陰ってしまいそうだったが、なんとかセーフ。この後は今通過した「のぞみ6号」が、東京で折り返してくる「のぞみ29号」を、新富士〜三島の富士山バックで撮影することに決めていたので、すぐに撤収して車に乗り込もうとした時ふと思った。本日は12月29日。年末の多客臨輸送で500系のぞみが定期の他に、さらに下り2本、上り1本が設定されている。下りのほうが1本多いのでペアにならない上りの送り込みは既設の臨時スジを回送扱いでやっていることは容易に想像つく。だとすれば回送500系通過は1時間後。これを抑えてから下り臨時を富士山バックで狙ったとしても間に合うことになる。もう一度裸山に戻った。三脚を広げていた一行はすでに撤収し、ポジションは選び放題。違ったアングルを、とその斜面の最上に登り俯瞰で線路に照準を合わせた。すると一緒に待っていた方からこんな話を聞いた。彼は以前、夏臨、春臨ともにこの送り込み回送を狙っていたそうである。時刻表には載っていない回送なので他のテツがいないので非常に撮りやすい列車なのだそうだが、毎回毎回この205kポストではカブられるという。200キロ以上で走る新幹線、数秒誤差があれば何100メートルもずれてしまうのに、そんなピッタリここで離合することなどあるかいな?と思っていると狙うべき回送500系の通過時間になると本当に背後と前方から列車の音が聞こえ始めてきた。
本当に700系がカブる勢いだった。なんて正確なんだろう日本の新幹線。
2009,12/29 東海道新幹線 静岡〜掛川 EOS5D 24-105mm
この205kポスト全景。収容人数は100人でも大丈夫そう。
2009,12/29 東海道新幹線 静岡〜掛川 EOS5D 24-105mm
500系を撮影後、上記の記念撮影を済ませるとそそくさと車に乗り込み今度こそ東名のインターへ急いだ。カーナビの到着時刻は通過予定時刻の20分前。もしインターを降りて渋滞があったり迷ったりすれば一発でアウトだ。清水ICを過ぎてトンネルを抜けて駿河湾に飛び出す。真正面に現れた富士山は姿を半分ほど雲に隠れ、教科書のような富士山ドッカンでの新幹線サイドビューには到底及ばない様子。ちょうど眠気も限界であったので富士川SAで仮眠を取り、撮影はあきらめて一般道をのんびり東に向かって帰ることにした。
目が覚めると富士山は雲の中・・・。
2009,12/29 富士川SAにて