雪レを初追跡
第1章 2006,1/2

 今年の冬は各地で記録的な積雪や最低気温を記録した。平年なら一冬数回程度の雪レ、特雪レの運転は、12月だというのに只見線、米坂線などで連日出動が相次いでいるという。排雪列車の撮影チャンスは例年に比べると非常に高い。ただし特殊な列車であるということもありウヤは覚悟の上。高いリスクを背負っているのは間違いない。
 先日、只見線の小出口の下見をしてきた、K1トップ氏の自宅がある埼玉に列車で向かう。終電間際到着し、車に乗換え、すぐさま関越を北上。トンネルを抜け新潟に入ると、路肩には若干の雪壁があるものの、路面は乾いている。ラッセルが出るには微妙な雪の量のようだ。目的地手前の大和PAで仮眠の後、小出ICで降り只見線沿いに大白川を目指す。途中の踏切で線路状態を確認。雪壁は高くなく、1番列車も通っている模様。諦めて大白川で折り返し、二人で帰ろうか、それとも米坂に遠征しようか悩んだ結果、さらなる北上を決定。関越北陸道と乗り継ぎ坂町に到着。間もなく朝のラッセルの返しが峠を降りてくるので、越後大島付近で撮ることにする。しかし通過予定を40分過ぎてもDE15はやってこない。どうやら行ってしまったようなので、国鉄色でやってくる58+28の1130Dを越後大島付近で撮って、わたしは独り新幹線で帰った。近いうちリベンジ予定!


1130D  今回撮った唯一の写真。ココまで労力かけて58とは・・
2006,1/2 米坂線  坂町〜越後大島 EOS5D 75-300mm

第2章へ続く