しなの鉄道EF64貨物

　翌日、休日出勤を覚悟していたとある前日の午後２２時。仕事が終わったため急遽撮影の計画を立てた。日帰りで今から出発できる場所は限られる。夜半の天候が思わしくなかったので車で出発。直感でＥＦ６４貨物を撮らなければ！と決め付けてしまったため、中央東、中央西、信越山線、篠ノ井線、しなの鉄を候補に挙げ、目的地が決まらぬまま第３京浜に乗ってしまったため中央東西は却下。考えがまとまらぬまま練馬から関越に入った。　上信越道を経由し上田を過ぎた頃、空が白み始めたので更埴ＩＣで降り、篠ノ井線の線路端を物色した。やがて峠から4本貨物が下ってくる。ロクヨンは２本目だ。

　いきなりやって来た原色に満足した後、姥捨駅に移動し普電のスイッチバックを写真に撮ろうとするも、到着するなり寝ずに走ってきたためそのまま車の中で気を失い、我に返ると１１時前だった。篠ノ井で撮影する列車もなくなったので山を降り、しなの鉄道貨物を撮ろうと坂城へ。スタンバっているとやって来た５７７４レも原色先頭だった。コイツは撮り逃したが今日はツイてるのか？じゃ、次の5764レも・・・ウヒヒ・・と思ってトンネル飛び出しをアウトカーブで狙ったのが下図。↓

　
さっき原色で見送った5774レの返しである5775レまで３時間ほどあるので、上田まで行き、すき家でネギ玉牛丼を喰らい、また昼寝をした後、目を付けておいた国道横の撮影地へ向かった。

　初秋の信州の風は心地よく、車ではなくバイクで来ればよかったと大後悔。しかし３発のみの撮影でしかなかったが原色も撮れて満足し、国道１８号で碓氷峠（もちろん旧道）を下り高崎ＩＣから帰路に関越に乗った。