2006,8/16
目が覚めるとすでに夏の強い日差しが降り注いでいた。歯を磨きながらホームをうろついていると一番列車の47(青)が来たので歯ブラシを咥えたまま夏の青空と昨夜の宿(?)を撮影。
目が覚めると見事な夏空。今日も暑くなりそうだ。
2006,8/16
米坂線 羽前松岡 EOS5D 24-105mm
本日の国鉄急行色コンビはA5運用=午前中羽前椿折り返しなので宇津峠を越え置賜盆地へ。曇ってしまったため椿往復は何となくレンズを向けただけで終了。再び峠を越え新潟県側に入った。
中郡でまたもや昼寝タイム。やって来たべにばな1号は52国鉄色のサンドだった。鳥居と一般色。
2006,8/16
米坂線 中郡 EOS5D 24-105mm
夏の光のシャワーを浴びて峠を下る58&28
2006,8/16
米坂線 羽前沼沢〜伊佐領 EOS5D 100-400mm
並行する国道113号も空いていたので、この1129Dを追っかけを開始。ほぼ気動車と同じ速度ながら駅停車で追い抜き、先で構えるので少々忙しい。
今冬の雪レ詣とまったく違った表情を見せてくれた米坂線。この情景があの冬の厳しさに変わる。
2006,8/16
米坂線 羽前松岡〜小国 EOS5D 24-105mm
小国の10分停で先行。赤芝峡も楽勝♪
2006,8/16
米坂線 羽前松岡〜小国 EOS5D 24-105mm
ゴッパニッパを赤芝峡で見送り、今朝中郡で見たキハ52を、一度ゆっくり見てみたかった沼沢〜伊佐領の渓谷飛び出しと絡めてみようと、国道トンネル入り口のわずかなスペースにバイクを停め、いつ来るやも知れない列車の音に耳を済ませた。やがて・・・、
乗務員扉も開けて涼をとる52。非冷車に渓谷の涼風が吹き込む。
2006,8/16
米坂線 羽前沼沢〜伊佐領 EOS5D 24-105mm
これにて2006夏米坂はおしまい。まだ15時前なので今泉〜寒河江〜新庄と最上川沿いに一般道を北上。新庄を通過すると空が茜色に染まり始め、金山町で牧草地の彼方に見事な落日を見た。秋田県横手市に入ると昨日と同様、街全体が祭りモードであることを感じ、スロットルを緩めテンションの上がり始めた横手市内を徘徊する。果たして市内中心部では花火大会が模様されており、当然バイクを置き会場最前列の特等席を陣取った。ここで缶ビールを・・といきたいがこの後も移動を控えている。明日は盛岡の気動車達の撮影。花火の途中で抜け出し横手駅前温泉でひとっ風呂浴び、湯上りで秋田道をかっ飛んだ。もうサイコー。松尾八幡平ICで降り、近くのコンビニでビールを購入。今日の宿は花輪線北森になった。
2006,8/17
早朝突然の大音量で目が覚めた。駅舎内に有線電話の受信機があったらしく、朝6時に放送が突如として始まった。そういえば私の母親の田舎にも昔、農協電話(?)なるものがあり、こちらの都合に関係なく農作物に関する気象情報や青果の卸値などを延々と放送していたと記憶しているが、最近の有線は朝からいきなりスピッツを流していた。間もなく山上より下ってくる1922Dに国鉄色58が入ることになっているので駅前で前森山をバックに撮影↓。その後続の1924Dも国58だったので東大更〜好摩の岩手山サイドバックで張っていたが通過直前に見事に雨が降り、列車通過後、岩手山を跨ぐ大きな虹が出現したが、その次の列車の前には虹は消滅してしまった。
早朝はキレイに姿を見せていた前森山をバックに58+58の国鉄色強力編成が到着。
2006,8/17
花輪線 北森 EOS5D 24-105mm
花輪線に国鉄色の運用が入ってしまうとフィールドがあまりにも広過ぎ、効果的な撮影ができないので、本日国52の2本と国58が入る山田線へ。山を降り盛岡市内を通過、再び山を登って区界高原へ。
峠頂上の区界に3648D 快速リアス国鉄色58×2が到着。・・のはずが送り込み増結の赤鬼が先頭。( ・3・)トホホ
2006,8/17
山田線 区界 EOS5D 100-400mm
先頭が赤鬼になってしまった快リアスの追っかけはやめて、岩泉線へ直行。秘境駅として名高い押角駅近くの小川で泳ぎ汗を流す。
清冽な小川沿いに標高を稼ぐ2エンジン。暑かったのでこの小川で泳いでサッパリ!
2006,8/17
岩泉線 岩手和井内〜押角 EOS5D 24-105mm
2006,8/17 岩泉線 岩手刈屋 EOS5D 24-105mm
この後、押角、岩手和井内周辺を行き来し、1年ぶりの岩泉線の雰囲気を楽しんだ。相変わらずか細い林道のような国道340号線の峠であるが、この峠の直下を貫通するバイパストンネルが開通しない限り、冬季もバス運行が確保できないため岩泉線はこの21世紀に残っているといわれている。幸い工事着工には至っていないが国道の拡幅は毎年訪れるたびに延伸しているので予断はできない。岩手大川で下り686Dを撮影したがスチルは見事大失敗。再び茂市に戻り、山田線詣の際にはいつもお世話になっている温泉「湯ったり館」で疲れを癒し、木造駅舎の岩手刈屋で最終列車をバルブするため、再び漆黒の闇の国道340号線を山間に分け入った。
バルビー in 岩手刈屋。開業時の駅舎と柔らかな照明が、国鉄色キハ52を素敵に演出。
2006,8/17
岩泉線 岩手刈屋 EOS5D 24-105mm
実は湯ったり館に向かう際、今夜の宿と決めていた中里駅に立ち寄り、明るいうちに待合室のドアと窓を締め切り害虫対策をしていた。刈屋で撮影後中里に到着すると、誰も駅を利用していなかったために、駅寝には天敵の蚊は殆どおらず、その晩は快適に晩酌を楽しんだ。
2006,8/18
目が覚めると明るくなっていた。やがてやって来る一番列車は、夕べの国52が入るため、昨日目を付けておいた休耕田に咲くハルジオンの農道へバイクを走らせた。
可憐に咲くハルジオンの群生をバックに朝の681Dが進む。
2006,8/18
岩泉線 岩手和井内〜中里 EOS5D 24-105mm
すぐに和井内で折り返してきた682D。
2006,8/18
岩泉線 岩手和井内〜中里 EOS5D 100-400mm
撮影後すぐに峠を越え岩手大川で岩泉行きを待つ。岩泉に向かう通学利用があるらしく、その光景を撮りに行った。
朝唯一の岩泉行き列車が到着すると、三々五々学生が駅に集まってきたが急ぐ様子はない。のんびりとした山中のラッシュ風景。
2006,8/18
岩泉線 岩手大川 EOS5D 24-105mm
その後、大川、釜津田、松草を経由し道の駅「区界」で連日の昼寝タイム。今日の快速リアスも国鉄色ゴッパゴッパなので、撮影地を探しながらチンタラと国道106号を宮古方へ走る。